皆さん、台所で水を流したり、トイレにも行きますよね? 流れたものはどこで処理されるのでしょう? 日本では下水処理場ですね。昭和基地にも食堂や洗面所があり、水洗トイレもあります。そこでやはり下水処理設備が必要です。基地には日本と同じように微生物による処理を行っています。排水は微生物によって分解・吸着され、最終的には汚泥と呼ばれる泥になります。昭和基地では定期的にたまった汚泥をかき出して、焼却し炭にして日本に持ち帰っています。そこで今回はたまった汚泥を回収するDフェス(汚泥フェス)を行いました。回収した汚泥はなんと388kg!量もなかなかでしたが、それ以上に自分たちが出したものの行方を知る良い機会になりました。
隊には環境保全と呼ばれる廃棄物と下水処理を専門とする隊員がいます。彼がいなければ基地はゴミと下水は大変なことになってしまいます。写真は汚泥槽を洗浄しているところ
汚泥のかき出し風景:隊員が交代でかき出しました。微生物に処理されているので臭いもきつくありません。
計量:重さを測って焼却棟に運びます。
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