2016-01-09

しらせ接岸

 私が内陸に行っている1月4日1:45(昭和時刻)に接岸※していたのですが・・・57次隊とその物資を載せて「しらせ」が昭和基地に到着しました。事前に航路の氷厚調査をしたり、接岸ポイントや接岸後の輸送ルートを設定していたので、昨年以上に感慨深いものがあります。

















※昭和基地には港が無いため直接の接岸はできないので、燃料輸送ホースが接続できる地点をもって接岸としています。

初仕事

遅くなりましたが、今年もよろしくお願します。
新年の初仕事は内陸での57次隊の支援と引継、滑走路整備でした。
「しらせ」も無事接岸し、昭和基地での越冬生活も1ヶ月を切ってしまいましたが、残る南極生活、ケガや事故なく満喫したいと思います。



2015-12-18

夏といえば

南極は夏真っ盛り。
最高気温も6.2℃を記録しました。
昭和基地のグリーン・ルームにも夏らしいものが・・・
夏といえば、やっぱりこれですね。

2015-12-02

卵、あたためてます

アデリーペンギンは小石を積んで巣をつくり卵(1~2個)を約35日間あたためます。前回個体数を調査したルッカリー(繁殖地)で、今度は巣の数(営巣数)と卵をあたためている数(抱卵数)を数えます。ヒナたちが出てくるのが待ち遠しいですね。



アザラシさん、ヨダレが・・・

口元にご注目 ヨダレが凍ってます。
何時間この姿勢で寝ているだろう?
アザラシの寝顔はいつ見ても平和です。

2015-11-22

氷の表情

冷たいだけで一見同じように見える南極周辺の氷ですが、そのでき方からいろいろな表情を見せてくれます。大陸で雪が圧縮されてできる氷、沿岸の雪解け水が凍ったもの、海水の水分が凍ったもの、さらに顕微鏡や偏光を通してみると、また違った表情をみせてくれます。なかなか奥深いですね






2015-11-16

ペンギンは何羽?

南極観測隊ではこの時期、昭和基地周辺の大陸や島にあるルッカリー(繁殖地)に集まるペンギンの個体数調査をしています。1枚目くらいだとすぐに数えられますね。では、2枚目は・・・ペンギン達は動き回るので、その場では数えられません。というわけで写真を撮影して後でカウントします。


2015-11-09

アイスオペレーション

 越冬隊では国立極地研究所のイベントや隊員達が帰国後の講演会等で使用する南極の氷を色、味?、気泡の弾け具合などで選んだ氷山から採取します。その数なんとダンボールで400箱、重量で5トンにもなります。氷割りや梱包は人力なので大変な作業なのですが、天気に恵まれ1日で目標数達成!来春以降、皆さんが触れたり、味わう機会があるかもしれませんね。





2015-11-05

ルート工作最終日

 3月から始めた海氷上のルート工作も、最終日となりました。立てた旗竿350本以上、1本の間隔を約500mとすると、実に175kmのルートを作ったことになります。まだ「しらせ」が到着した時に使用する氷上輸送ルートは残っているのですが、まずはメンバー全員がケガや事故無くルートが完成できたことに安堵です。
 
 極夜前は度重なるブリザードでルートがほとんど伸びず、その後もクラック、プレシャーリッジに阻まれたり、低温による機械のトラブルなど苦労も絶えなかったですが、ルートを伸ばしながら見た南極の風景は一生忘れられないものになるでしょう。




2015-11-02

夏の訪れ

昭和基地に南極の夏の訪れをいち早く知らせてくれたのはペンギン達でした。


Walk or sled from AntarcticLIFE on Vimeo.

歩きか、滑りか、ペンギン達もちょっとは悩むようですね。

基地を訪ねてきたのは・・・

昭和基地にも隊員以外の動物が姿をみせる季節になりました。
さて誰の足あとでしょう?


2015-10-29

内陸旅行終了!

内陸旅行から帰ってきました。天候にも恵まれ、予定どおり、メンバー全員、ケガ無く、事故無く、南極大陸を満喫した8日間でした。 詳細は後ほど


2015-10-20

内陸旅行隊出発!

南極大陸の約150km内陸の観測地点まで写真の6名で行ってきます。
大型雪上車に燃料や食料を積んだソリを連結し、時速7kmで移動し、雪上車に寝泊まりする日々です。みずほ基地やドームふじ基地に行っていた過去隊に比べると期間も距離も短いですが、26名の越冬隊で6名が1週間以上も基地を不在にすることは大変なことなのです。でも、行くからには、より長期の旅行と思って南極大陸を思いっきり満喫しつつ有意義な旅行にしたいと思います。

写真は準備旅行時のもの、1000km内陸にあるドームふじ基地への起点です。
注:南極観測隊では宿泊を伴う観測のことを旅行といいます。


2015-10-11

オーロラシーズン残りわずか


南極ではだんだん夜が短くなり、白夜の訪れを感じる季節になってきました。
明るくなるのは良いのですが、次第にオーロラが見れる日も残り少なくなってきました。
というわけで、久しぶりにオーロラムービーを公開します。


Antarctic night sky from AntarcticLIFE on Vimeo.

2015-10-05

弁天様

昭和基地から約16km、1次隊も立ち寄ったという氷に囲まれた小島にその像はありました。



最後は人力

昔の南極観測隊員は燃料のドラム缶を人力で運んで大変だった・・・
過去の話だと思っていたら、沿岸用の雪上車では観測小屋まで燃料ドラム缶は運べない!?
とうとう自分たちにももその時がやってきました。海氷のソリから100m離れた観測小屋まで人力で運ぶことに。マイナス30℃の中でも汗だくです。南極で最後に頼れるのはやはり人力?


さすがに一気には運べません

1本運び終えて・・・まだ1本あります。

南極用低温燃料(軽油):通称 南軽

2015-09-22

Hamna Glacier

 海氷が安定して、日が長いこの時期は野外調査が多いので、基地にいる日が週に1日なんてこともあります。そのためブログになかなか投稿できませんが、 この時期いままでなかなか行けなかった場所に行っていますので、少しずつ皆さんにもご紹介したいと思っていますので、楽しみにしていてください。まずは先日行ったハムナ氷瀑から

Front of the glacier Photo by M. Takahashi — National Geographic Your Shot


2015-08-24

ラングホブデ

昭和基地から約37km離れた露岩地帯ラングホブデに行っていました。ラングホブデに行くのは7ヶ月ぶり、夏期間はヘリで10分くらいでしたが、この時期、雪上車で行くには、まずルート工作に3日、ルートができても片道4時間以上かかります。

2015-08-20

プレッシャーに負けない!


海氷上のルート工作をしていてクラックの次にやっかいなのが海氷同士がぶつかってできるプレシャーリッジです。大きいものは、長さ数km、高いところは10m以上にもなります。なんとか雪上車で通れる場所を探して通過します。今年は昭和基地沖の海氷が極夜前に大きく流れた影響か? 例年無い場所に巨大なプレッシャーリッジができてるようです。雪上車を安全に通過させるのは精神的にもかなりのプレッシャーです。