ブリ(ブリザード)が去ったあとには、建物内に雪が吹き込んでいないか?、破損はないか? など基地内の施設や観測機器を点検してまわります。今回は大きな被害はありませんでしたが、風速40mを超えるブリザードだったので、風で物が倒れたり、ドリフト(吹き溜まり)ができたりといったことはありました。そしてブリ後の除雪は越冬隊にとって最も過酷な作業です。特に建物の周囲は重機での除雪ができないので、人力に頼るしかありません。そのためドリフトができないように建物の周囲に風の通り道を作ったりして、なるべく雪がたまらないように工夫して次のブリザードに備えます。
建物の風下側にできたドリフト(吹き溜まり)
アンテナなど観測機器の確認
除雪(建物の周囲に風の通り道を作って雪がたまらないようにしているところ)
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