本隊の出発まで2ヶ月を切り、第56次日本南極地域観測隊の隊旗が隊員室前に掲示されました。出発までにしなければならない準備はまだまだありますが、身が引き締まります。
2014-09-28
2014-09-25
ロープレスキュー
南極でいざという時役に立つロープを使った救助を学ぶため、プロフェッショナル向けの講習に参加してきました。
1日目は天井からぶら下がるロープを器具を使って登ったり、降りたり、高所作業の安全確保を学んだり、2日目は要救助者に見立てたダミー人形を吊り上げたり、下ろしたり、自分の安全確保から始まり、各種用具の使用方法や点検方法、効率のよい救助システムなど、覚えることはたくさんあります。
レスキュー技術は使うことが無いのが一番ですが、いざというときは応用が効かなくてはならないのが難しいところです。
1日目は天井からぶら下がるロープを器具を使って登ったり、降りたり、高所作業の安全確保を学んだり、2日目は要救助者に見立てたダミー人形を吊り上げたり、下ろしたり、自分の安全確保から始まり、各種用具の使用方法や点検方法、効率のよい救助システムなど、覚えることはたくさんあります。
レスキュー技術は使うことが無いのが一番ですが、いざというときは応用が効かなくてはならないのが難しいところです。
2014-09-19
南極で迷わないために
南極では、輸送、調査場所への移動など、雪上車が安全に通れるルート(道)を作る必要があります。 ここで困るのが、道しるべとなる目標物がほとんど無いこと、海の上の氷は少しずつ移動しているため同じルートがずっと使えないことです。そこで南極で頼りになるのは、先日ご紹介した赤旗、方位、GPSで測定する緯度・経度、距離です。 研究所の敷地内でルート工作の訓練をしました。
GPSで起点となるポイントの緯度経度を測定します。
ハンドベアリングコンパスという精度の高いコンパスで安全に行ける次の目標物(南極では先に進んだ人の赤旗)への方位を測ります。
次のポイントに行きGPSで緯度・経度と前のポイントとの距離を測定し、記録します。これらを繰り返し作成したルートはデータとして持ち帰って、パソコン上の地図に表示したり、隊員で共有したり、他のGPSでルート案内することもできます。これで南極でも絶対迷わない!?
GPSで起点となるポイントの緯度経度を測定します。
ハンドベアリングコンパスという精度の高いコンパスで安全に行ける次の目標物(南極では先に進んだ人の赤旗)への方位を測ります。
2014-09-17
1.5トン
越冬隊が調達したお米ともち米が納品されました。その量1.5トン、越冬隊26人がほぼ1年間で消費する量です。隊員は全国から集まっているので、調理隊員は各地の米を調達したそうです。今回、北海道出身隊員が多いので、北海道の米やもち米も多く採用されています。 南極で炊くとどんな味がするのでしょう? 今から楽しみです。
2014-09-13
赤旗
竹1000本と旗用赤布が納品され、南極で道しるべに使う赤旗を制作しました。旗部分は視認性と、南極の強風に耐えるため、垂直方向に長く、水平方向に短いのが特徴です。長年の経験からの無駄の無いデザインですね。
2014-09-03
登録:
投稿 (Atom)