2015-11-22

氷の表情

冷たいだけで一見同じように見える南極周辺の氷ですが、そのでき方からいろいろな表情を見せてくれます。大陸で雪が圧縮されてできる氷、沿岸の雪解け水が凍ったもの、海水の水分が凍ったもの、さらに顕微鏡や偏光を通してみると、また違った表情をみせてくれます。なかなか奥深いですね






2015-11-16

ペンギンは何羽?

南極観測隊ではこの時期、昭和基地周辺の大陸や島にあるルッカリー(繁殖地)に集まるペンギンの個体数調査をしています。1枚目くらいだとすぐに数えられますね。では、2枚目は・・・ペンギン達は動き回るので、その場では数えられません。というわけで写真を撮影して後でカウントします。


2015-11-09

アイスオペレーション

 越冬隊では国立極地研究所のイベントや隊員達が帰国後の講演会等で使用する南極の氷を色、味?、気泡の弾け具合などで選んだ氷山から採取します。その数なんとダンボールで400箱、重量で5トンにもなります。氷割りや梱包は人力なので大変な作業なのですが、天気に恵まれ1日で目標数達成!来春以降、皆さんが触れたり、味わう機会があるかもしれませんね。





2015-11-05

ルート工作最終日

 3月から始めた海氷上のルート工作も、最終日となりました。立てた旗竿350本以上、1本の間隔を約500mとすると、実に175kmのルートを作ったことになります。まだ「しらせ」が到着した時に使用する氷上輸送ルートは残っているのですが、まずはメンバー全員がケガや事故無くルートが完成できたことに安堵です。
 
 極夜前は度重なるブリザードでルートがほとんど伸びず、その後もクラック、プレシャーリッジに阻まれたり、低温による機械のトラブルなど苦労も絶えなかったですが、ルートを伸ばしながら見た南極の風景は一生忘れられないものになるでしょう。




2015-11-02

夏の訪れ

昭和基地に南極の夏の訪れをいち早く知らせてくれたのはペンギン達でした。


Walk or sled from AntarcticLIFE on Vimeo.

歩きか、滑りか、ペンギン達もちょっとは悩むようですね。

基地を訪ねてきたのは・・・

昭和基地にも隊員以外の動物が姿をみせる季節になりました。
さて誰の足あとでしょう?